蕗の薹(ふきのとう)
春の香りフキノトウと蕗味噌
外気温と室内気温
あれだけ暖かった数日が嘘のように一気に冬に逆戻りしてしまった。昨日の朝の天気予報で能勢は氷点下だと報道していた。今朝も昨日に引けを取らない位寒いので、ご苦労なことに外気温を確認してみた。確かに氷点下になっている。室内気温でも2度と言う真冬並みの寒さだ。
そんな真冬日だったが、家で閉じ籠っていても詰まらないので、春探しの散歩に出かけた。陽射がなく小雨もぱらついている。目的の花ミヤマカタバミなどは開いていないだろうな~と思いながらの散歩である。ところが目的外だったフキノトウが一面に顔を出している。心の準備が出来ていない。というのは採取目的で歩いていないので入れ物を持ちあわせていない。仕方なくブルゾンのポケットに詰め込めるだけ詰め込んで、行き先変更である。蕗味噌を作りたくなったので、白味噌を求めてスーパーに寄り道して帰路を急いだ。妻が山歩きで留守にしていたのが幸いした。でなければポケットに泥だらけのフキノトウを持ち帰ったのを、なじられることが目に見えているからだ。
彼女が帰宅した時には蕗味噌が出来上がっていたので、美味しいの一言。過程までは報告しなかったのでやれやれである。
「友も待つ 蕗味噌作り 心込め」