椿の勉強
金魚葉ツバキ
松笠
百合咲きツバキ
落花「有楽」で構造を観察
日焼けしたツバキの葉っぱ
トンボのメガネ2018年度最後の例会は服部緑化植物園の椿山を訪ねた。サークルを立ち上げて4年になるが、初年度に一度訪れている。その後、珍種椿を訪ねたりして来たが、原点に戻っての再訪である。ここは西日本最大の椿山で、洋種椿150種、和種椿350種がヤブツバキなど自生種とともに1100本植栽されている。
この植物園では「この指たかれ」というボランティアグループが、気軽に園内を案内してくれる。その中で椿の専門家に前もって案内をお願いしておいた。3年前にも彼に案内をして頂いたのでお馴染みである。自らも新種の洋種ツバキを作られる専門家でもある。我々のために導入部でツバキのクイズ10問が出された。終わってから解説付き回答も配られて、観察する際の要点などが全員で共有出来た。
目を引く椿もたくさんあったが、茶花として親しまれている侘助、有楽などに付いて詳しく説明して貰った。この世界でも京大系・東大系の研究と認識に差がある等の話は興味津々であった。侘助や有楽は、過っては太郎冠者と呼ばれていたらしい。
先生の話も聞かずに椿の蜜ばかりを追っかけ、ヒヨやメジロの上前をはねている仲間もいた。かくいうロクも機会があれば花を揺らし、掌に落した蜜を味見しながらの観察会を楽しんだ。
「椿山 まなこに映る ピンク色」