灌漑用人工池「光明池」での説明

　　　　　　　　　　　　　　　ラクウショウ並木

　　　　　　　　　　　　　間もなく開花のソメイヨシノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤマザクラ

　　　　　　　　　　　　　　　オオシマザクラ

　じねんクラブ例会で堺市南部の光明池公園に桜を訪ねた。通常例会は第3火曜日と決まっているが、桜の開花に合わせて一週間遅らせての催行である。開花予報でも大阪は25日になっていたはずだ。ところが殆どが蕾で開花に至っていない。案内してくれた仲間も申し訳なさそうにしていたが、こればかりは如何ともしがたい。兎に角最近は気温の変動が極端で、初夏を思わせる日が続いたり、雪の舞う真冬日に戻ったりで、三寒四温などという生易しさではない。桜も何時が出番なのか思案していることだろう。
　桜がまだならと自然好きの皆さんは、他の花に興味を向けられる。早々とモチツツジが咲いていたり、コバノミツバツツジに春の息吹を感じておられる。珍しいイヌガシの花やヤマモモなども咲き出している。まだ芽を吹いていないラクウショウ並木では、お茶の間の話題をさらった「ヨンさん」を思い出しておられる。そんな時「ヨンさんよりロクさんの方が上だよ！」と付け加えるのを忘れない。
　辛うじてヤマザクラが咲いていたのが救いだった。華やかさこそないが、花と一緒に葉が出て、その色合いを好まれる方も多い。ソメイヨシノの片親であるオオシマザクラもちらほら咲き出していた。

「桜たち　もう出ておいで　かくれんぼ」