ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

蝶の世界へ

       如何にも毒を持っているぞ云う警戒色のジャコウアゲハ

              サトキマダラヒカゲ

              シジミチョウの仲間


 我がサークル名は「トンボのメガネ」と言う。名前の由来はトンボの複眼で自然界を広く見渡し、単眼でじっくり観察するとの思いからである。主宰者が極楽トンボだという意味合いもある。「わたしは尻切れトンボ!」という仲間までいる。我ながら上手いネーミングだと思っている。自然観察サークルを謳っているが中心は植物観察になっている。
 自然観察というからにはいろんな分野も観てみたい。過去4年間に野鳥・昆虫・天体・水生生物・鉱物など採り入れて来たが、今年は蝶の分野にも踏み込みたい。既に今年の年間計画で国蝶オオムラサキの飼育現場の見学や、大阪緑のトラストが取り組んでいるシジミチョウ類の保護活動地「ゼフィルスの森」での観察会も予定している。大阪府大には専門家もいるので、そこの学生に案内して貰うように依頼している。
 能勢では色んな蝶に出合える。特にウマノスズクサが繁茂しているので、土手道を歩いているとジャコウアゲハが乱舞している。卵をウマノスズクサに産み付けるためである。毒を体内に溜めこみ捕食者から逃れると言う進化である。かなり前にキジョランを紹介したが、それにもジャコウアゲハは卵を産み付ける。
 過っては能勢にもギフチョウがたくさんいたが、鹿が食草を食べ尽くし、最近では見かけることが出来なくなってしまった。柵で食草を保護しても広い範囲までは出来ない。それならばとフジバカマを植えてアサギマダラを呼び込む方策など提案しているが、なかなか発信力が弱く「声」になっていない。蝶の乱舞する能勢町へ!そんな夢も持っている。


「蝶の昼 夢見て今日も 出掛けるか」

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