甲山とシンボルゾーン

　　　　　　　　　　　　　　　延々と続く階段道

　　　　　　　　　　　　　　甲山頂上にある平和の塔

　　　　　　　　　　　　珍しい姶良飛葛（アイラトビカズラ）

　309mと低い山だが、近辺の山からなら、何処からでも確認出来るお椀を伏せたような姿の甲山である。50歩100歩という山の会で歩いて来た。何度も訪ねた山だがアプローチも各種あり、昨日は阪急「仁川」駅から県立甲山森林公園に入り、階段ばかりの道を一気に駆け上がると言う感じで頂上まで辿り着いた。
　天気予報では午後から神戸方面では雷が発生すると言うので下山を急いだ。確かに黒い雲が空を覆い、遠くで雷も鳴っている。何時降り出してもおかしくない空模様だ。下山も膝に負担のかかる階段道が続く。北山貯水池まで降り北山公園を経由、西宮市立北山緑化植物園で初夏の花々を楽しんだ。ここまで来れば雨が降り出しても大丈夫である。青空も覗き、雨の気配も無くなったので甲陽園に下りる予定を変更して、桜で有名な夙川まで足を伸ばすことにした。このコースはサークルで何度も訪問しているので時間も読める。
　朝9時半スタートだったが、途中で先を急いだこともあり2時過ぎには夙川駅まで着いてしまった。打ち上げをするにはお腹の受け入れ準備が出来ていない時間帯である。山歩きというほどではないが2万歩余りの適度なハイキングだった。こんな歩きも偶には良いか。

「お椀山　取り巻くごとく　楠若葉」