100回目の例会
薬学部川村先生の説明からスタート
近畿大学キャンパス正門
学食で学生たちに混じってシニアも
トンボのメガネ例会が100回を数えた。月2回、年間24回の例会を4年余り続けて、5年目で100回に到達したことになる。別に記念例会ということでもないのだが、皆さんと近畿大学の薬学部薬草植物園を訪ねた。あらかじめ薬学部園長に見学と案内を申し込んでおいたので、昨日は技術部現場の先生が丁寧に案内をしてくれた。お昼はキャンパスに移動して、学食で若者たちに混じって昼食を戴くことにした。さらに午後からは司馬遼太郎記念館見学など盛りだくさんな企画である。
何時もの観察例会では10~15人位が集まり、忘年会や食事会などを組み込むと20人位が集まっていた。ところが今回は29人もの参加者で過去最高である。青春時代に戻って学生だった頃を思い出したいと言う郷愁があったのかも知れない。
薬草園見学では流石に植物に関する関心が高く、先生に色んな質問を投げかけておられた。近大は水産学部に力を注いでいるので、薬学部にはあまり力を入れていないのだろうと思わせる、日本一狭い大学薬草園という実態がそれ物語っていた。
学食では学生たちで込み合わない時間帯に行きたいという思いから、半時間ほど早めに利用することにした。運よく29人が陣取れる席も確保し、思い思いの総菜を選び、1コインでお釣りがあったと無邪気にシニアは喜んだ。
司馬遼太郎館はお馴染みの安藤忠雄氏が設計されたもので、2万冊の蔵書を飾る書棚はそれだけでアートである。短時間の見学だから映像で「街道をゆく~ニューヨーク散歩~」と「日本人とは何か~司馬遼太郎は語る~」を観て司馬遼の世界に浸った。天井の壁に竜馬姿のシミがあるのが何ともミステリーだ。
打ち上げにもたくさんの方が参加して下さり、100回記念例会に花を添えてくれた。おかげで101回目からの活動に弾みがつく美味しいビールを戴けた。
「知り過ぎた 5年生でも 新学期」