古墳巡り
牧野(ばくや)古墳 玄室内
巣山古墳
移築された北山1号古墳の石棺
昨日までは週間予報では雨になっていたので、案内を任されている身としてはやきもきしていた。屋久島に降った様なゲリラ豪雨が、今年も全国を襲ういやな予感がする。そんなこともあり訪問先をピンポイントで確認、次第に晴れて来ると言う予報だったので、奈良県の馬見丘陵方面に古墳訪ねのハイキングに行って来た。
じねんクラブというサークルの月例会でロクが担当月になっていた。ここはトンボのメガネで野鳥観察にも訪れたことがあり、他のサークルからも参加したこともあるので、比較的コースは頭に入っている。今回はたくさんある古墳を余すことなく尋ねてみたいという思いで、下見までして万全な準備で皆さんを案内した。
国指定の牧野(ばくや)古墳の玄室内も皆さんに見て戴こうと、広陵町の教育委員会に開錠と案内をお願いしておいたが、あいにくボランティアグループの総会日と重なり、パンフレットだけが送られてきた。玄室入口には懐中電灯まで用意して下さり、綺麗に整備された玄室内を拝見出来た。殆どが初参加の方たちなので、間近で石棺に触れると言う初体験で一気に古墳巡りのテンションが上がる。作戦勝ちである。
その後、巣山古墳~狐塚古墳~一本松古墳~倉塚古墳~ナガレ山古墳~乙女山古墳などを巡り、公園館で古墳の模型を見たり、移設された石棺なども余すことなく案内出来た。あと少し古墳も残っていたが、皆さんの意向を窺うともう十分だと仰る。だんだん陽射しも強くなってきたので、予約してある喫茶店でのビールをちらつかせ、結果的には帰りを急がせることになった。それも作戦である。20000歩近くの道のりだったが、熱中症にもならずゴールまで辿り着けた。
「円墳に 立ちて5月の 風を知り」