生き物たち
首輪が特徴のコチドリくん
モンキチョウがノアザミで吸蜜中
噛まれると痛いハンミョウくん
妻が宿泊ハイクで数日間留守をしているので “鬼の居ぬ間に洗濯” が頭をよぎるが、誰も遊んでくれないので、仕方なく留守番に甘んじている。これといった宿題も抱えていないので、主夫業ということになるが、独りだと洗濯物も溜まらないし、夕飯も作り置きがあるので、それで済ますと言う手抜き生活が続く。これと言った買い物がある訳ではないが、美味しいものでもあればと散歩がてらにスーパーまで足を延ばす。
何時も買い物に出かけると往復2時間を費やす。往きと帰りは同じ道を通らない。里道まで寄り道することもある。水の張られた水田には珍しくコチドリが降りて来て餌を探し歩いている。鳥屋ではないので詳しいことは判らないが、コチドリは夏にわたって来る。暖かい地方でが留鳥として越冬するものもいるらしい。
お馴染みの土手道では黄蝶がノアザミやアカツメクサなどで吸蜜している。暫く前まで乱舞していたジャコウアゲハの姿は観られなくなった。多分ウマノスズクサに卵を産み付けて子孫をバトンタッチしたのだろう。
里道に入ると「道しるべ」「道おしえ」でお馴染みの綺麗な昆虫ハンミョウが道案内をしてくれる。漢字表記では「斑猫」と書く。色とりどりの三毛猫に似ているからかな。今回は先へ先へと進まずに、いつの間にか姿を消してしまった。小さな甲虫だが顎が発達しているので、捕まえると指など噛まれ痛い思いをした少年時代を思い出す。
様々な花が咲き楽しい季節だが、生き物たちの観察も出来るので、今日も晴れ渡った5月の風を道連れに散歩に出ようと意気込んでいる。通常なら朝ごはんだよと声が掛かるが、ブログアップを済ませば朝食準備をしなければならない。主夫業も大変だ。
「道をしえ 熟知してるよ 君よりも」