蒸しカンゾウのマヨネーズ和え

　　　　　　　　　　　　　　　　蕾の甘酢漬け

　　　　　　　　　　　　　　　　　蕾の天ぷら

　昨日はあまり参加出来ていない山例会が入っていたので、行ってみようかなと思っていた。ところが2～3日前から背中に蕁麻疹状の湿疹ができ、妻からもうるさく診療所行きを勧められた。自分でも原因を知りたいので渋々診療症の門を叩いた。若い先生の診立てはチャドクガの毛にやられたのだろうとの診断結果だった。ブッシュ状態になっている花壇の剪定をした時に、たぶんチャドクガの幼虫に触れたのかもしれない。
　そんな訳で近くの散歩コース・堤防歩きに切り替えた。めったに見かけないアユ釣り師が竿を振っている。暫く拝見していたが、おとりアユに挑みかかる魚影は観えない。人口湖からのアユが遡上するらしいが、放流でもしなければ釣り師の期待に応えることはできないだろう。さて散歩の目的はヤブカンゾウの蕾採取である。数日前に咲き出したと紹介したが、そろそろ最盛期を迎えているはずだ。何箇所かを回る予定にしていたが、群生地で十分な蕾が採取出来た。
　かなりの量を採取したので、天ぷら用だけを生で残し、あとは蒸すことにした。シンプルな方が素材の味を楽しめる。蒸し上がったものの一部は甘酢に漬け、そのほかはマヨネーズで頂くことにする。アスパラガス風味で癖が無いのでいくらでも食べられる。天ぷらも初めてだがビールのお供として最高だった。

「あと一本　理由付けしての　ビール飲み」