ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

身近な仲間たち

               ツマグロヒョウモン

                ヒメアカタテハ

            ヒメジョオンで吸蜜中のベニシジミ

                 ルリシジミ

             立派な立ち姿のアオサギ君

                害獣ヌートリア

               羽化直後のアキアカネ


 しばらく(といっても数日)山歩きや観察会に出かけていないので、散歩で見かける身近な生き物たちを紹介したい。大阪のてっぺん能勢周辺には里山環境が残っていて、日本一の里山と言われている。生物多様性が人々の暮らしと相まって維持されている。30年ほど前までは松茸が山で採れたので、入会権が高値で落札されたと聞く。今も細々と入会の制度が続けられているが、形だけものものになり驚くほどの安値で落札される。脱原発の機運が高まり、スローな生活へのあこがれから、さらに里山や奥山が見直される方向に進むことだろう。そうなればまた松茸が採れるようになるかもしれない。
 アキアカネが田んぼや水辺から羽化し、田んぼの周辺を飛び回っているが、写真に収めることが出来ない。これから山に上がって秋になると赤トンボとして里に降りて来る。
 何処にでもいるシジミチョウの仲間をよく見かける。ミドリシジミの仲間は樹冠を飛び回るのでなかなか観ることが出来ないが、ベニシジミやルリシジミなどは地面すれすれを飛び回るので直ぐにお友達になれる。ヒョウモンチョウも翅を休めながら吸蜜している。ツマグロヒョウモンの雌だと思っていたのが、帰宅してから図鑑で調べるとヒメアカタテハだったりする。
 家の窓から田んぼを見降ろすとアオサギが何時もの哲学者然ではなく、堂々としたスタイルで、ここは俺の縄張りだと誇示しているように見える。
 害獣のヌートリアが悠然と泳いでいる。人間の都合で一旦野に放された生き物は、驚くべき生命力で子孫を増やし、その土地に順応して根をおろしてしまう。こいつ達に罪は無いのだが。


「命燃ゆ 梅雨蒸すさなか 生き物の」

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