夕食当番
反身は昆布締めに
釘を刺された。おでん・カレー・天ぷら・鉄板焼きは駄目だよと妻は言い残して出掛けてしまった。僕がチャドクガに遣られる前から、元気印の妻もヘルペスに罹り薬を服用中である。次第に回復に向かっているが、山歩きやストレッチは大事をとり休んでいる。平地の公園歩きならと皆さんの案内役として万博記念公園のハスを観に行った。僕はというと朝から雨模様で、奈良野鳥の会から探鳥会の案内が送られてきたが、雨で行けないとの口実で自分自身を納得させる。理由なく行動をしないということが出来ない性分なのだ。
さて、あれは嫌、これも嫌という妻の注文に、思案を巡らしながらスーパーまで来てしまった。野菜料理が出来ないロクはどうしても鮮魚売り場や肉コーナーに目が向く。舞鶴漁港で水揚げされた立派なハマチが目に入った。あまり日持ちしない魚なので、余る分は昆布締めにしてみようと思い購入。大きなサザエもついでにゲット。何時もは壷焼きにするのだが、ハマチもあるので刺身で食べてみたくなった。
時間もたっぷりあったのでサザエも丁寧に仕分けして料理した。一応飾りつけにも気を配って。帰って来た妻はもちろん喜んでくれたし、料亭並とは言わないまでも居酒屋並の料理に満足したようである。
「こりこりが まだ楽しめる 生サザエ」