仲間による葛城の歴史紹介

　年1回の宿泊例会が2日間とも雨になってしまった。計画段階では梅雨も上がり、夏休み前ということで宿も取り易いと言う日程で設定したつもりだった。ところが今年の梅雨入りが近畿地方では遅れ、梅雨明けも全国的に遅れている。関東では日照時間も少ない冷夏になるなど、異常気象が続いている。
　そんな悪条件の中、予定通り葛城高原に行って来た。午後から雨になるということだったが、何とか3時過ぎまでは持ちこたえてくれた。取り敢えず葛城山の頂上で記念写真を撮りたいのと、少しでも植物観察をしたい。そんな思いが通じたのか2時間ほどは高原の散策を楽しめた。あまり宿から離れていなかったので雨が降り出したが、ウインドブレーカーから雨水が浸み込むまでには至らなかった。
　ここはカモが売りなので、皆さんの希望でカモ鍋とカモ鉄板焼きに分かれて賞味して頂いた。風呂上りにあれほどビールを飲んだのに、たっぷりのカモ肉に満足しながら酒量も進んだ。懇親会では手作り工作が頂けるクイズを提供して頂いたり、動植物ことわざクイズとかハーモニカ演奏に合わせての合唱など、和気あいあいの楽しい集いになった。
　星空観察や早朝散策などは雨のため出来ずに、午後から更に雨が厳しくなるだろうと、2日目の予定は全て取り止めた。葛城高原ロッジの親切な対応を思い出として早めの帰宅とした。60歳以上にシニア割引というのがあるので是非お勧めしたい宿だ。

「合宿に　水差すイケず　残り梅雨」