ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

山の動植物たち

                オトギリソウ

                 キツリフネ

              アワモリショウマかな?

                 ウツボグサ

              てっぺんでウグイスが

               イチモンジチョウ


 野鳥観察や星空観察、植物観察などたっぷりの時間を取っていたのに、宿に着くまでの道中で仲間が説明してくれた縄文時代からの歴史と、2時間余りの散策だけが今回の自然観察会の成果であった。
 宿までの道中ではホタルブクロやオカトラノオが出迎えてくれた。オトギリソウなども咲いていたので、葉っぱを観察して貰い「弟切草」の哀しい名前の由来などを確認して貰えた。クマノミズキが咲き残っていたり、すでに実を結んで果柄を色付かせる準備中のものもあった。近くで確認出来なかったが、ナツツバキの花やマタタビの白く変化した葉っぱも所々で散見出来る。目の前で観察出来たのはキツリフネの独特な姿だ。沢沿いなどではフリフネソウをよく見かけるが、キツリフネは山に入らないと出合わないので嬉しくなる。素敵な花だが全草が毒草なので、蜜を吸ったりしないで置きたい。ショウマの仲間にはたくさんの昆虫類が吸蜜に訪れている。仲間がチダケサシと同定してくれたが、納得できないロクは帰宅してから調べてみた。たぶん花穂の姿からアワモリショウマだろうと思う。もちろん現場ではチダケサシの名前の由来などは説明しておいた。
 山に行くとウグイスの鳴き声に癒されるが、なかなかその姿に出合うことが出来ない。ところが此処は高原なのでウグイスが木のてっぺんで啼いているのに出くわす。むかし比良山系で体全体を震わせて啼いている姿を観ているので、皆さんにも観察して頂いた。曇天で色まで判らないが肉眼でも観察出来る。尻尾をふるわせてさえずっているのがなんとも微笑ましい。アオバト数羽とカケスなども梢の中に確認出来た。
 この高原ではカタクリが群生するのでギフチョウも春にはたくさん観察出来る。今はツマグロヒョウモンなどが飛び交っている。イチモンジチョウが羽を癒すめていたのでアップで撮ることも出来た。


「雨降るぞ 帰還促す 梅雨の鳥」

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