ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

水生生物観察会

           ヤゴに混じって水虫(ミズムシ)も

                アカザとギギ

            腕ほどもある立派な天然ウナギ


 サークル「ひとくらクラブ」で子どもに還れる例会の一つに水生生物観察会がある。もともと子どもの頃から好きだった魚釣りや、川遊びである。若い頃には投網まで購入したこともある。何万円もした投網を2~3回の使用で淀川の杭に絡ませ、駄目にしてしまったことを思い出す。
 観察会は猪名川上流域で何度もお邪魔している。ここには比較的貴重な魚や水棲生物が生息している。ところが子どもたちに利用させるために、水路の川底が一部人工化され自然が損なわれている。行政としては安全な遊水施設としたいのだろうが、もっと大切なことが失われていることに気がつかない。子どもが網で探しまわっても何も獲れない。石の下に水生昆虫が隠れているはずだが、コンクリートで固められているので、石を剥ぐことも出来ない。
 でも本流に仕掛けたモンドリにはたくさんの魚などが入っていた。絶滅危惧種のアカザの成魚が入っている。本来この河川には生息していない国内外来種のオヤニラミは5尾も獲れた。こちらも絶滅危惧種である。約20種の水生生物が採取出来たのを子どもたちを交えて説明して貰った。講師役の大学生が同じ流域で獲れた大きなウナギを持って来てくれた。好奇心旺盛な女児がウナギのヌルヌルを楽しんでいる。弟君は怖がって触ろうともしなかった。


「網杖に 童に戻り 水遊び」

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