ふく三昧
萩での昼食
鯛・平目・鮪赤身とトロ・ウニ・イクラ・サザエ・タコ・イカ・カンパチ・数の子など
アマダイ焼き物
天ぷら盛り合わせ
唐戸市場
先付け
鉄刺身(ふくさし)
一夜干し
天ぷら
てっちり(ふく鍋)
お酌までしてくれる仲居さん
ブランド焼酎3M(魔王・村尾・森伊蔵)
下関まで来てフグを食べないという選択肢はない。初日は萩でコテージ風素泊まり宿に泊まったので、娘たち得意のスマホ検索でグルメのお店を探しくれる。人気のお店は2軒とも満席で断念。旅雑誌にも紹介されている寿司屋に行くと、ちょうど食事を終えた客がタクシーを呼んでお店を出るタイミングだった。ラッキーとばかり飛び込む。今回の旅での食事代ぐらいは負担してやろうと思っていたので、遠慮せずにオーダーして貰う。そう云えば昔、息子を寿司屋に連れて行った時に、時価物ばかり頼んでボーナスを減らしてくれたことを思い出す。食べざかりの子どもには回転寿司が重宝する。刺身盛り合わせと天ぷら盛り合わせを頼んだが、おかみさんから3人前もあれば十分ですよと言って貰える良心的なお店で、何はともあれ旨かった。魚料理は寿司屋に限ると実感した。ネタが新鮮だし種類が多いというのが嬉しい。
翌日は老舗旅館でのふく料理が楽しみである。唐戸市場では旨そうなにぎり寿司を提供するお店が並んでいるが、夜のことも考えてほどほどにしておいた。
チェックインしてから食事時間までビールを間断なく飲んでいたので、軽く乾杯の後はお薦め日本酒を頼んだが一升瓶だ。飲みきれるか心配である。若い仲居さんが付きっきりで我々の食事の世話をしてくれた。ふくコース最終段階の鍋は囲むものだと思っていたが、綺麗に取り分けてくれるなど至れり尽くせりである。これが世に言う「おもてなし」だろう。正月も旅館のお世話になり、これからは日本旅館を利用したいと思っていた感を、更に強くしてくれるお・も・て・な・しだった。
「台風が 気になり発句 先送り」