星朝顔(ホシアサガオ)?
葉の切れ込みに特徴あるアメリカアサガオ
ヒルガオ科の代表「昼顔」
以前に京都植物園でパートで働いていた仲間から何種類かのアサガオの種を戴いた。メキシコアサガオは姿を消してしまったが、今なお毎年咲いてくれるのはホシアサガオ?である。種を頂いた時に教えて貰ったので、信じて疑わずホシアサガオだと思って来た。しかし僕的にはどうもアメリカアサガオではないかなと思いはじめている。何れにしてもヒルガオ科サツマイモ属に分類されるアサガオの近似種である。この科は1年草だが良く結実し、たくさんの種を落としてくれるので、多年草の様に毎年花壇で咲いてくれる。
問題のホシアサガオの花色は薄いピンクで中心の基部が赤くなっている。一方アメリカアサガオは目の覚めるような蒼色で、葉も切れ込みに特徴あるヘデラセア葉になっている。ホシアサガオは生命力が強く既に帰化状態になり、マメアサガオと同じように雑草化ている。アメリカアサガオも生命力が強いが、あまり野生化して繁茂しているのに出合ったことがない。観察しているとアサガオと同じように開花時間は短く、朝の6時から9時ごろまでのはかない命である。この儚ささに免じて毎年咲かせてやろう。
「外来種 儚く咲きし 朝顔も」