Z巻きのマメアサガオ

　　　　　　　　　種をまき散らす我が家のアメリカアサガオ

　　　　　　　　　　　　法面で野生化したアメリカアサガオ

　何時も利用するバス停のフェンスにマメアサガオが咲いている。開花時間まで確認していないが、午前中いっぱい位開いているのだろうか。残暑が厳しくても、白花の可愛い朝顔に出合うと爽やかな気分になれる。花言葉は　“見付けたら幸せ”　だって。
　マメアサガオは北米原産で、戦後輸入穀類に混じって渡来して来たので比較的新しい。当時穀類に混じっていた種を食べて中毒事故もあったらしい。外来種は生命力が強く、見る間に日本に定着し、関東以南で帰化状態になっている。ヒルガオ科サツマイモ属で1年草のツル植物だが、種を地面に落とすので同じ所で花を咲かせている。
　先日ホシアサガオかなと思って紹介した、アメリカアサガオも我が家発で周囲に拡がりつつある。兎に角たくさんの花を付けるので、種が四方に散らばり勢力を拡げている。特定外来種でもなく、眼の覚めるような花を咲かせて、早朝散歩している人に喜んで頂けるので善しとしたい。
　ところでツルの巻き方だが、図鑑などで右巻きのツルとか左巻きのツルなどと表記される。果たして左右どちらだろうと悩んでしまう。上から見て反時計回りだとかの表記もある。何れにしても少し頭で考えなければならない。それを解消するために、最近用いられている方法は、ツルを横から見て「Z巻き」か「S巻き」で判断する表記法が普及してきた。これだと一目瞭然である。

「遅咲きの　小振り朝顔　秋を呼び」