里山は難しい!
大切な道案内用のテープ
コース取りが難しい
頂上付近のプレート
天狗岩
風が強いので立てなかった天狗岩
乗馬コース
モウセンゴケに出合えたのが嬉しい
台風が再び日本海を抜けるというので、予定を入れずに自宅待機を覚悟していた。日替わりで進路が変化し勢力も衰えて来た。数日前に妻から、雨にならなければ下見に付き合って欲しいと頼まれていたので、何とか雨に遭わずに歩けるだろうと判断して、簡単なおにぎりだけを持参して、京都府南丹市園部町の天狗山に付き合った。
地図も無くコースのメモ書きだけである。踏み跡とテープだけが頼りである。このテープはコース案内に違いないと見極めて歩く。乗馬クラブのコースにもなっているようで、蹄鉄マークも見かける。ところが頂上までのコースはテープも少なくなり、2次林の広がりはコースを読めなくする。何とか天狗山に辿り着いたが、天狗岩まで足を伸ばし、そこに登っての眺望を楽しみたい。そのコースにもテープがないので、引き返し用に手持ちテープでマーキングしながら歩く。
問題は下山コースである。全くと言っていいほどテープがない。境界表示用の石を頼りに歩くが、それも見失ってしまう。仕方なく安易な谷側に降りて行く。途中で険しくなって来たので、これはやばいと尾根筋に進路変更する。もちろん踏み跡などは着いていない。暫く登るとテープのあるコースに合流出来た。やれやれである。里山でのテープは本当に助かる。ただそのテープが道案内用かどうか?を見極める経験だけは持たなければならない。本当に里山は難しい。
「雄鹿が 遠く近くで ピーと鳴き」