ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

秋の草花

             ススキの穂が逆光にまぶしい

                多分ヨメナだろう

          セイタカアワダチソウも咲き出して来た


 秋の草花と言っても「秋の七草」のクズ、キキョウ、ナデシコなどは夏から顔を見せるので、あまり秋を感じさせてくれない。秋となるとやはりススキや野菊だろう。コーラス練習の帰り道にススキが逆光に美しい。野菊もたくさん咲き出している。能勢の気温は12度まで下がったとの報道もあり、出掛ける時は長袖でないと肌寒い。帰る時には汗をかくほど気温が上がり、寒暖の差が激しいのもこの季節である。
 イネ科のススキも河原によく似た外来種などが生えているので間違うこともあるが、穂姿を観れば先ず大丈夫だろう。厄介なのは野菊である。特にヨメナとノコンギクは判り難い。それゆえに観察会での同定対象としてうってつけの花でもある。ヨメナは古来から春の摘み草対象になっている如く、葉っぱがすべすべして柔らく食用になる。一方ノコンギクの葉はざらざらしている事で見分ける。舌状花と言われる花びらを引き抜き、冠毛の有る無しでも見分けられる。ノコンギクの冠毛は長く、ヨメナの冠毛は殆ど目立たない位に短い。野菊の如き君なりきのマサオとタミさんも、そんな事を調べていたのだろうか。
 山地に生える白菊でも悩まされる。シラヤマギクとヤマシロギク(イナカギクの別名)の違いである。名前までそっくりなのでどちらだったかとっさに思い出せない。大きな根生葉で判断するのだが、今度、山で見付けた時に違いを紹介したい。それまでお預け。


「出番だと 蕾従え 嫁菜咲く」

×

非ログインユーザーとして返信する