ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

葉から芽~三代目~


 今年の5月に「葉から芽」(セイロウベンケイソウ)の様子を紹介して、6月には鉢に移し替えたものを紹介した。さらに成長して植木鉢で窮屈そうにしている。そろそろ室内に入れてやる準備を始めなければならない。ビニールで簡易温室を作ってやろうかとも思うが、それぐらいでは能勢の寒さに耐えきれないだろう。
 大きく成長した葉から、更に芽を出してくれるかを試してみた。何と三代目の孫がちゃんと成長してきた。鉢植え出来るまで成長する時間的余裕はないだろうが、必死で生きているのがいじらしい。冬場に向かって芽を出して来たので、案外寒さに打ち勝つかもしれない。当分観察を続けてみたい。


<再録>5月4日分
 小笠原に行った時にたくさんのハカラメが繁茂していたので、その葉を摘んで持って帰った。皆さんへの土産にするためだった。何年か前に石垣島に行った時に土産として売っていたのを思い出したからである。
 一般的にハカラメやコダカラソウなどの別名で呼ばれているが、正式名称はセイロンベンケイソウという。原産地は南アフリカだが、世界の熱帯地方に拡がっている。日本では南西諸島や小笠原諸島に帰化している。父島では繁茂し過ぎて固有植物に影響を与え、侵略的外来種として駆除対象に選ばれている。本土ではまだ生育環境が厳しいので繁茂することは無いだろう。温暖化が進むとその可能性も否定できない。
 2月に持って帰ったものが、4月も後半に入ってやっと芽を出し始めた。毎日写真を撮り観察を続けている。差し上げた仲間からはもっと早くに芽を出したと報告を受けた。暫くはこのままで観察を続け、親の葉がくたびれて来た段階で植木鉢に移したい。寒さに弱い植物なので直植えは出来ない。能勢では冬場を越すのは大変だ。毎年霜で枯らしてしまう。何年かすれば花も咲いてくれるのだが、冬対策が万全でないから霜枯れしてしまう。室内に取り込み、日当たりのいい場所に置いてやるが、氷点下になるとしな垂れてしまう。英語で、"Good-luck leaf"(幸運の葉)と言われるので、今年こそは温室を作るなりして、冬越しさせたい。


<再録>6月24日分
 3月頃から水に浸けていたハカラメ(セイロンベンケイソウ)が4月も下旬近くになって芽を出し始め、その後、観察を続けて来た。かなり芽も大きくなり、親の葉っぱがもう限界だとばかりに色褪せて来た。そろそろ植え変えてやろうと植木鉢に移植してやる。葉っぱ片側の鈍鋸歯の谷間に4つの芽を出し、窮屈そうに育っている。何故片側だけなのか、しかも4つとも隣り合わせに芽を出した。植え替えた若い葉はいっちょ前に親の葉と同じ形になって来た。もう少し大きくなればその葉からも子どもが出来るか試してみたい。
 今朝確認すると、夜露を浴びてしっかり根付いているので当分楽しめる。ただ能勢は寒冷地なので毎年霜にやられてしまう。室内に取り込んでも凍結するので越冬出来ない。簡単な温室でも作ってみようかと思うのだが、今年もだめだろうなあ~。


「繋げたい 地球の未来 子から孫」

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