三時の貴公子(ハゼラン)
間もなく開花のハゼラン
3時過ぎには開花
タチツボスミレもたくさんの種を散らす
午前中はコーラス練習があり、会場までのコースを往き帰りで変えて歩いているが、紹介したい植物などに出合わなくなってしまった、と言うか殆ど紹介してしまった。
雨が降りそうな空模様だが、午前中の歩きでは1万歩に届かないので、夕飯準備までの短時間を再び歩くことにした。おかげで1万5千歩までこぎつけた。何よりも今まで気付かなかったハゼランがたくさん自生している。時間を確認するとまだ3時にはなっていない。ハゼランは別名で三時草とも言われ、3時ごろになって開花を始める。他に三時の貴公子とか花火草とも言われるスベリヒユ科の植物で、明治の初期に熱帯アメリカから渡来して来た。ハゼランと言うぐらいだから種を弾き飛ばして、道端などに勢力を拡げている。中国やインドネシアでは根を肺結核の薬として使っているらしい。
開花をしっかり確認したいので3時過ぎに覗いてみた。小さな可愛い花なので写真には上手く撮れなかったが、ちゃんと開花していた。先日紹介したタヌキマメは昼過ぎから開花、オシロイバナは4時ごろにならないと開いてくれない。それぞれが子孫を存続するための戦略なのだろう。
「草の実の 弾ける音を 聴きたくて」