ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

喜怒屋哀楽

        教育委員会からの表彰状披露「何でやろ?」だって

            オーナーもハーモニカで参加


 能勢の地元で文化発信基地として頑張っておられるカフェ&ギャラリー『やまぼうし』で、第8回やまぼうし寄席が開催された。演者は昨年も紹介したお馴染み現役中学校の校長先生、喜怒屋哀楽さん。氏はアマチュア落語全国大会で優勝したつわものである。校長などさせておかずに天満繁昌亭の高座で演じられた方が合いそうな実力者だ。
 昨日の出し物はお馴染みの「平林」と桂文珍作「老婆の休日」、更に作者も参加された新作原稿の朗読落語の披露だった。何れも楽しく演じて頂いたが、何よりも楽しいのは現役の先生ならではの枕噺である。教科は国語で慣用熟語の問題に中学生がユニークな答えを書いた話などが紹介され爆笑をさそった。
 面白い話なので紹介したい。空欄に『覆水』盆に返らずを求めたところ、『長男』盆に返らずとの回答。ぐっすり眠っている様子『熟睡』を求めたのに回答欄には『永眠』だったり、親子がそっくりを『瓜二つ』と言うを『顔二つ』と答えた生徒など。柔軟な頭を持つ中学生の答えに、先生は丸を付けてやったなどは、笑いと共にほのぼのとした話だった。こんな素晴らしい校長先生のもとに通う子どもたちは幸せである。ますます先生ががんじがらめにされようとしている現実に、教育の在り方までに想いが飛んだ。
 幕間に『やまぼうし』オーナーのハーモニカ演奏で、手話付きコーラスで脳トレを体験させて貰うなど参加型寄席を楽しみ、たっぷりの手作りケーキと、日頃飲まない珈琲に満足の一日だった。でもロクはコーヒーよりもビールの苦さが口に合っているかな。


「学校にも 欲しい温もり 笑い添え」

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