団栗公園
スダジイ
マテバシイのクッキー
ドングリ独楽作り
団栗クイズ
この状態で発掘(多分クヌギだろう)
手作り検索チャート
トンボのメガネ例会は秋晴れに恵まれ16人の参加で寝屋川公園を訪ねた。今回のテーマはドングリ三昧と秋色探しである。公園には10種類のブナ科ドングリのなる木が植栽されているが、実際に現物確認出来たのはマテバシイ・クヌギ・スダジイ・ツブラジイ・アラカシ・シラカシの7種類で、ウバメガシは庭木として剪定されていたので、ドングリを結実出来ない状態だった。ウラジロガシは見落とし、アベマキは植栽場所が離れていたので初めからパスした。参加者は今回の "ドングリの背比べ” である程度の同定ポイントを会得されたようである。
サークルのスタンスは五感で観察しようと言うことに拘っているので、今回は舌で味わって頂くことにし、観察場所で前もって茹でておいたマテバシイを味見。特段美味しいものではないが、皆さんが子ども時代に食べたことがある話など披露。前回も好評だったマテバシイ81%含有のクッキーには舌鼓を打っておられた。スダジイやツブラジイはその場で生食して頂いた。
子どもに還って、クヌギでドングリ独楽を作って楽しんだり、団栗クイズを提供して頂いたり、竹林ではメンバーがモウソウチクの年齢確認や、マダケとの違いなどを教えてくれたり、今回も参加者全員が先生と言う楽しい観察会になった。
駅前で打ち上げの予定だが、近くに市立埋蔵文化財資料館があるのを仲間が見付けてくれたので、弥生時代に保存されていたドングリ貯蔵穴の実物に触れることができ、最高の締めくくりとなった。
「今にして 回すゆとりの 木の実独楽」