体力作りハイキング
バスに分乗して大阪のてっぺん天王地区へ向かう
登山口に向かって行進中
深山頂上
下山道
帰りの車窓から
山の会「50歩100歩」の例会日だったが、懇意にしている地元小学校の先生から、3年生のハイキングに同行して貰えないだろうかと打診があった。子ども好きのロクは即決で応じることにした。行き先は大阪府最北部の深山(790.5m)である。コースこそ熟知しているが、植生までは覚えていない。持ち前のケセラセラでのぞんだ。
地元小学校では体力作りの一環として、学年ごとに近隣の山に耐寒登山を実施している。先日は1年生と一緒に歌垣山に登ってきた。今回は3年生との深山ハイキングである。一昨年に歌垣山に登った子どもたちなので、学校で顔を合わせるなり「ロクさんや!」と取り囲んでくれる。なんとも可愛い。52人の孫たちと紅葉たけなわの山歩きを楽しんで来た。午前中の授業なので給食までには帰らなければならないという制約もあり、あまり立ち止まって観察する時間がなかった。それでもクロモジの説明の時には1年生の時に伝えた内容など覚えていて「歯磨きに使った木や!」と応えてくれる。各種カエデ類があったので名前を伝えるぐらいしかできなかった。
小さな葉っぱや落葉などを持って来て「これ何?」と質問される。半分も答えてあげれただろうか。「判らん!」と突き放す。子どもたちは本当に知りたいのではなく、会話の糸口を見つけるための方便かもしれない。
「児らたちの 紅葉に負けぬ 紅き頬」