ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

杉原千畝

            ビザを発給した領事館の執務室

                杉原千畝記念館

           世界へ平和発信のシンボルモニュメント

                みごとな十月桜


 旅行社友の会望年ツアーの目的の一つは、6000人ものユダヤ人の命を救った杉原千畝記念館訪問である。彼の功績に関してはテレビでも取り上げられたり、映画にもなったので日本の外交官にも凄い方がおられたぐらいの知識だけで訪れた。
 第2次世界大戦がはじまり、ポーランドに侵攻したナチスドイツの棄民政策からの迫害を逃れるために、多数のユダヤ人(教徒)がリトアニアのカウナス日本領事館に集まり、日本通過ビザの発給を願い出た。彼は外務省に何度も発給許可を得るために電報を打ちう続けた。日本側からは「正式手続きしていないものには発給出来ない」という杓子定規な返答だった。千畝は悩み抜いた末、祖国からの命令より人道上の観点から独自の判断で通過ビザの発給に踏み切った。
 記念館は彼の生誕地、岐阜県加茂郡八百津町に立てられ「人道の丘」として資料館の回りにはシンボルモニュメントや銅像なども建立され、学校の平和教育の一環としても利用されている。館長からのレクチャーの後、ビデオで当時の模様が再現され、1枚でも多くのビザを!と移動中も書き続けた結果、2千家族以上のユダヤ教徒に発給出来た。そんな千畝の様な生き方をしたいと、憲法から平和を奪い取る策動に躍起の「桜も見る会」私物化首相退陣に力を注ぎたい!との決意に漲った望年会ツアーであった。


「冬桜 希望の光を 放ちつつ」

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