ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ふくら雀

                人懐っこい雀

             堀にはオオバン(クイナ属)

                クロマツ冬芽


 冬のスズメはなんとも愛らしい。寒さから身を守るために羽毛にたっぷりと空気を採り入れ、着膨れしている幼児の姿に見える。そんなスズメを「ふくら雀」と呼んでいる。俳句にも詠まれるお馴染みの冬の情景である。写真のスズメは人懐っこくて足下まで寄って来る。都会のスズメは人から餌を貰えるので警戒しないのだろう。能勢では餌が豊富なのか、自然児なのか、人の姿に反応して飛び去ってしまう。どちらのスズメが幸せなのだろう。もともと雀は古から人と一緒に生きて来た。最近は建築様式の変化から、人家の軒先などに巣を架けられないので激減しているとも聞く。
 野鳥に詳しくないので雀の仲間であるニュウナイスズメと言う種類が見分けられない。雀の群れの中にも混じっているのを見かけるようだが、実物に出合ったことが無い。シニア自然大学の仲間から送られてくる写真だけが頼りになっている。これからが野鳥観察の最盛期を迎えるので、この冬中には出合ってみたいものだ。


「ジョギングを する人横目 着ぶくれて」

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