2019年コーラス練習最終日をむかえた。ジョイントコンサートを大成功で終えて、何故か緊張感の抜けた笑顔があふれる。2020年の課題曲練習は年初めからということで、毎年年末にはクリスマスソングを歌い年忘れとする。もちろん午後からは場所を変えての親睦望年会も用意されている。団員のレベルも上がって来たので、いままではクリスマスソングなどユニゾンで歌っていたが、今回は合唱曲としてバスパートを譜面を見ながらこなして来た。もともと譜面など読めないと言っていたのが、10年以上も続けていると、いきなりパート別と言われても歌えることに自分自身で驚いている。
　望年会会場でネズミの置物を皆さんに差し上げた。来年ネズミ年を迎える最長老の方と、指揮、伴奏の両先生には少し手の込んだものにした。可愛いと喜んで頂けたのが何よりである。団員の皆さんはお上品なのかお酒類を召し上がらない。ビールのない望年会など僕の思考には存在しないので、人は人ということで遠慮なくオーダーした。夕方にも望年会が控えているので、取り敢えず「呼び水」程度で切り上げた。
　夕方の望年会は会社のOB会で、元気な先輩たちの活躍振りを参考にさせて頂くという意味合いで参加している。信州に居を構え里山歩きをしている話や、会社をたたんで夫婦でジム通いしている話、更に地域で書道を教えたり、自然環境保全の活動をされておられる話など尽きない。何時も経験することだが、何人かは病院通いや薬の多さなど「老人力自慢」が始まるのも常である。

「今朝も行く　饅頭怖いと　望年会」