ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

山辺の道

             窓越しに眺める大仏さま

                大神神社(三輪)

              最終訪問地:天理教本部


 元日は山辺の道16キロを歩こうと計画していた。その前に初詣として、大仏殿の中門が開扉される1月1日0時に訪ねてみたいと思っている。大晦日にはしっかり食べたい飲みたいとの思いもある。出された食事は完食し、ビールと日本酒ですっかり出来上がってしまう。紅白歌合戦も夢うつつで、スマホの目覚ましを23時にセット。宿から30分ほど歩くと大仏殿に到着できる。既に行列が出来ている。とんども焚かれているのであまり寒さを感じない。0時きっかりに中門が開扉された。約200人単位に区切って入門させる。我々は早く並んでいたので2番目入門だった。正面の桟唐戸が開かれ、そこから大仏さまのお顔を参拝できる。これは元日と8月15日の2回だけである。
 翌朝は寝不足などと甘えておられない。お神酒も杯に一杯だけにして、早々と宿を後にする。桜井から天理まで歩くので、JR奈良駅まで1キロ歩かなければならない。9:04の電車で桜井駅には9:40前に到着。多少の上り下りもあるコースだが、スペインの巡礼街道を思い出させる日本版歴史街道である。
 コースにはたくさんの社寺があるが、あまり信心深くない我々は「やあ!」と挨拶程度で素通りして、歴史的にゆかりのある処に的を絞って訪ね歩いた。でも御神酒の振る舞いなどあると、必ず頂くというちゃっかりものである。軒先にはミカンなどの無人販売も目につく。荷物を増やしたくないので、これはといったものだけを購入した。天理駅には16:05発の臨時電車に間に合った。奈良駅から宿までの道のりがしんどかった。18キロ歩いて来たというと宿の仲居たちはびっくりされていた。


「爺婆が 年の初めの 長歩き」

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