木欒子(モクゲンジ)
袋実の中には種子が
オオモクゲンジ(奥)との比較
木に残るオオモクゲンジの実
図鑑で確認
出てきたデジカメ
半分壊れかけの旧タイプ
京都府立植物園に縁起物植物を訪ねたときに、ムクロジ科のモクゲンジの実が観られると言うことで、園内に詳しい仲間に案内して頂いた。初めて接する植物である。かなりの高木だが、紅葉が残っているのかと思うぐらいの綺麗な実を付けている。木の下を探し回るとなんとも変わった紅い風船のような袋実が落ちている。
帰宅して愛用の図鑑で調べると日本にも自生しているらしいが、本来の野生種かどうか分からない。東アジアを中心に4種が知られている。オオモクゲンジというのは中国雲南省原産とのこと。寺院などに植栽されているのは、堅い種子を数珠玉に用いていたらしい。花は染料や薬用にもなるらしい。夏に黄金色の花を咲かすので確認してみたい。
電車内で紛失と思っていたデジカメが、仲間の機転で俳句教室に置き忘れてきたことが分かったので、昨日受け取りに行ってきた。ビニール傘まで置き忘れてあったので一緒に持ち帰った。半分壊れかけたデジカメを使っていたが、今日からは機能的には呆けない写真が撮れそうである。腕で呆けるのは仕方ない。
「小正月 終わり野山へ 呆け封じ」