ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

野中ともよ


 地球環境『自然学』講座日で講師は元ニュースキャスターの野中ともよ氏だった。テーマはガイヤの思想と実践。ガイヤとは物質としての地球(アース)ではなく「生きている地球」という意味合いらしい。随分と昔にキャスターとして活躍されておられた頃は爽やかさを感じたものだが、政府の各種審議委員会などに招聘され、次第に権力寄りになっていったことが思い出される。アサヒビールや三洋電機のなどの企業役員も務められるなど、発信力と権力欲旺盛な方だった。講師経歴欄にも数々の肩書が羅列され、栄光の後が記されている。
 しかし話には引き込まれた。前回の講演者、哲学者:内山 節につながる地球環境の話で自然を「じねん」と読む精神文化に立ち戻ろうとの話に共通項を持つ。彼女も森と共に生きよう!と明治神宮での植樹祭を呼びかけるなどの実践活動をされている。内山 節(たかし)の「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」を図書室で借りて読んでいるが、自ずからという「じねん」の精神が、キツネに託して考察されている。所属しているサークル「じねんクラブ」の想いもそこに込められている。
 古来から生活の中に同居してきた「神」文化を見直そうということかも知れない。


「まず一歩 春へ春へと プッシュされ」

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