スプリング・エフェメラル(春の妖精)
セツブンソウ
セリバオウレン
バイカオウレン
フクジュソウ
ユキワリイチゲ
トンボのメガネの来年度年間計画策定で1ヵ所だけ不確かな訪問先が「花の文化園」という大阪府立の植物園だった。今までに訪問したことがないので、提案してくれた仲間に案内をして頂いたところ、これは捨てがたいと直ぐに年間計画に組み込むこととした。南部に位置する大阪府河内長野市は遠いというイメージがつきまとい、なかなか訪問先に上がってこなかった。
眼中に入っていなかったくらいだから、大したこともないだろうと思っていたが、入園してまず驚いたのが多彩さである。四季折々の花が楽しめるようにバラ園・クレマチス園・ボタン園・クリスマスローズガーデンなどが配置されている。大温室も立派で四季を問わずに花を楽しめるようになっている。今の時期にはスイセンや菜の花、梅林なども楽しめる。何よりも嬉しかったのがスプリング・エフェメラルという言われる “春の妖精” たちに出会えたことである。山の傾斜地に育てられているので、自然感いっぱいである。
暖冬のおかげで思わぬ春の妖精たちに出会えた素晴らしい下見だった。隣接する道の駅「くろまろの郷」には地元野菜が豊富に並び、和歌山に近いということもあり有田ミカンが廉価で売られていた。荷物になるが購入したのは言うまでもない。
「春待たず 顔覗かせた 妖精の」