オオゴマダラ

　　　　　　　　　　　　　リュウキュウアサギマダラ

　　　　　　　　　　　　　　　　ツマベニチョウ

　　　　　　　　　　　　　　　ツマムラサキマダラ

　　　　　　　　　　　　シロオビマダラ（シロオビ型）

　　　　　　　　　　　　　　オオゴマダラ（貴重種）

　この冬一番の冷え込みになった昨日は、トンボのメガネ例会で橿原市昆虫館を訪ねた｡今までに箕面昆虫館や、伊丹市昆虫館を訪ねているので、何をいまさら遠くの昆虫館までと思われるが、サークルの主たる目的は自然観察会である。昆虫館は付加価値を付けるためのおまけ。今回は「万葉の森」で冬芽観察をすることになっていたが、結果的には香具山は歴史的建造物や神話の遺物たっぷりだったので、いにしえの世界にも浸って頂いた。冬芽観察は三大美芽のネジキとかヤマコウバシの観察程度だった。帰宅してNHKの天気予報で、図らずも三大美芽を神戸森林植物園内で紹介していた。因みにネジキとザイフリボクとコクサギのことで「雑魚寝（ザ・コ・ネ）」として覚える。
　昆虫館には生き物の進化をたどる展示や、ジオラマ展示、五感で体験できるゾーンなど、昆虫好きでなくっても楽しめるような工夫が凝らされている。標本展示は他の昆虫館と似たり寄ったりなので、やはり屋上テラスの蝶たちの世界に魅了される。外は真冬だがここは別世界、花が咲き乱れ、蝶々が乱舞する、これぞ天国かなという空間であった。

「別天地　寒さ知らずで　蝶乱舞」