ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鴛鴦(オシドリ)

             茂みにオシドリの姿を確認

          ドングリに集まってきたオシドリたち

             最後の池ではヨシガモが


 本来ならトンボのメガネ例会日で大阪市大理学部付属植物園に行く予定だった。植物園事務所から当日の案内が出来なくなったとの連絡が入ったり、学校が一斉休校を押しつけられたりして、国民全体が外出を控えるような風潮が生まれてきた。そんな社会状況になってきたので、やむなく例会の中止案内を出した。
 今年も1月にオシドリを求めて山田池公園を訪ねたが、出会うことが出来なかった。リベンジというわけでもないが、来年こそ仲間の皆さんに感動を与えたいとオシドリを尋ねて千里丘陵の池巡りをしてきた。過去の訪問記録から、目的をミコアイサ・オシドリ・ヨシガモに絞って訪ねてみた。他の水鳥には悪いのだが初めに訪れた池には、ハジロ類とオオバン、カルガモ、カイツブリぐらいしか見当たらない。
 オシドリが毎年訪れる池に辿り着いたのが昼過ぎである。ちょうど時間的にはバッチリ。池面や茂みを見渡すが姿が見えない。観察小屋まで行くと先着のバーダーが待機されていたが、姿を見せないと言うことで引き上げられた。持参したドングリを撒いてみるがホシハジロが食べにくるだけである。すでに帰北してしまったのかも知れないと池畔を移動していると、やっと茂みにオシドリの姿を捉えることが出来た。すでにドングリは撒き尽くしてしまった。
 地元の方だろうか、予想もしない対岸からドングリを撒かれだした。何処に隠れていたのだろうと思うぐらいの、オシドリが集まってくる。オスだけでも17羽まで確認できた。遅れてはならじとばかりに飛んでくるものまでいる。初めて見る光景である。来年はたくさんのドングリを用意して彼らを呼び寄せよう!と鬼の笑う相談をして帰った。


「帰るのを 忘れ居すわる 鴛の群れ」

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