珍種椿
五島で発見された覆輪が綺麗な「玉之浦」
黄色椿の本命「金花茶」
菊を思わす「菊花茶」
チューリップタイム
楚々としたたたずまいの「春風」
トンボのメガネ年度末最後の例会は、開園が延び延びになっていた長居植物園を訪れた。通常例会よりも1時間遅らせての集合とした。大阪は兵庫県との往き来を避けるようにという考えられない自粛要請を出した。そんな中でもコロナに強い10人がマスク着用で集まってくれた。植物園が休園でも外周観察で対応できるとの判断で催行に踏み切ったが、我々のためにというわけでもないが20日から再開園されることになった。
今回のテーマは珍種椿と早咲き桜の観察である。植物園に着くまでの公園内にも各種桜が植栽されているので、それらを事前観察する。ソメイヨシノも1~2輪開花し始めているのがあったので、勝手に開花宣言を出す仲間もいた。入園後は目的の椿園を目指す。椿の蜜を味わったり、小鳥が訪問した証だと教えて貰ったり、毎度のことだが仲間が先生役になり手持ちの知見を披露してくれる。五感で観察するのもこの会の習慣になっている。
何度も訪ねた椿園だが暖冬だった所為か、目的の珍種椿が一同に咲いていたので、堪能することが出来た。特に金花茶が見頃を迎えていたのに出会えたのは初めての経験である。菊花茶、チューリップタイム、春風などに釘付けになった。
「椿たち 媚びず気高く 様々に」