ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

踊子草(オドリコソウ)

            ひっそりとした背割り堤の桜並木

           1本だけ植わっているオオシマザクラ


 仲間から背割り堤で撮ったオドリコソウの写真が送られてきた。アイデアを戴いたのを幸いと我々も花見を兼ねて訪問してきた。二人とも手帳に書き込んだ予定は全て×印で消されているので、行こか!と言えば行く!となる。
 此処は木津川・宇治川・桂川の三川が合流する地点で、合流後は淀川という大河になって大阪湾に注ぐ。合流地点の堤防は幾たびかの洪水などを経験して、現在の姿まで補強されてきた。当初は松並木だったが、虫害などで枯れ出したので、1980年代になってソメイヨシノが植栽されるようになった。1.4キロの背割り堤には樹齢50年近くの老木が並び、見事な桜のトンネルを作っている。通常なら屋台など出て賑わうところだが、外出自粛規制の影響もありひっそりした桜並木になっている。咳エチケットを守って下さい!立ち止まらないで下さい!宴会をしないで下さい!とのコロナ対策のアナウンスが流れるが、心配するほどの人が押し寄せてこない。おかげでゆっくり桜を愛でることが出来た。
 ロクの目的はオドリコソウの採取である。群生している場所を知っているので、山菜料理用に摘んで帰った。全草食べることが出来るが、根まで採ってしまうと数を減らすことに繋がるので、若芽・若葉だけを摘むことにした。腰痛にも効くので薬湯料としても使われる。「アベを呼ばない桜を見る会」の参加者もシニア層なので、オドリコソウを食べて頂いて腰痛予防に役立てればいいか。


「若草が 他に先駆けて 踊り出し」

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