ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

古墳出現

                 立派な石室

         遊び心いっぱいの「マスクを着けたバッター」


 我が家は通称片山城と言う山城があった麓を開発した数10軒ほどの新興住宅地である。旧村内には御門屋敷跡などもあり、歴史や文化なども大切に伝承されている。そんな山城跡に新参者の我々が旧村の方々を案内する役目などをしてきた。町内移動は歩きで!と言うことを貫いているので、誰よりも地理に詳しくなる。
 その片山に古墳があると言うことは記録に残っているが、その場所が判明しなかった。山林所有者がミカン栽培をすると言うことで、重機を使って木をなぎ倒してしている時に古墳が出現したようである。小さな円墳(方墳)だが内部は石で組まれた玄室が確認できる。しかし盗掘されたのか何も残っていない。たぶん豪族の墓だったのだろう。これからどうするのか教育委員会に問い合わせると、個人の敷地なのでなんとも出来ないとのつれない返事。山でお世話になっている元校長に確認すると、西浦古墳と言い6世紀末葉のものらしい。次代のためにもしっかり保存されることを願う。
 歩いていると遊び心たっぷりの手作り作品にも出会える。案山子と言うより、手が込んでいるのでモニュメントと言った方がいいだろう。時世を反映してマスクまで着用している。ほのぼのとした作品である。


「春光に 晒され口開く 古墳なり」

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