狐が出た!
犬かなと思いきや
まさしくキツネ
生物多様性でも日本一の里山だと言われている能勢には当然キツネもいるだろうとは思っていた。害獣とされているシカやイノシシは観るどころか、肉が持ち込まれて燻製などにしてあげていたのでお馴染みである。
キツネが顔を出したのは、人々が外出自粛されている所為でもないだろう。能勢に移り住んで始めて目撃することが出来た。昨日の朝、ブログアップ中の出来事である。窓から見える眼下の田んぼを悠然と歩いている。イヌかなと思ったが、最近では野良犬を見かけることもない。常備してある双眼鏡で確認するとまさしくキツネである。キタキツネを想い出し『北の国から』が頭をよぎり嬉しくなってくる。キツネには系統の異なる数属がいるようだが、本土ではアカギツネの亜種ホンドキツネらしい。
このブログでも取り上げた「狐にだまされなくなった日本人」を改めて想起する。日本人と狐については、アニミズムの時代から神道・仏教、さらに民間信仰で害獣になったり、益獣になったりしてきた。そんな狐だが今は稲荷信仰に集約されているようだ。コロナ渦も狐の仕業だったと笑える日が一日も早く来て欲しい。
昨日は地元の高山に登ってきた。リョウブの芽吹き、クロモジ街道、コバノミツバツツジ咲き乱れる尾根歩きを堪能してきた。
「蛙追い 田んぼ散歩か 狐来て」