ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

小さな発見

            5つぐらいの螺旋状が確認できる

              全開すると判らなくなる

         黄ばんだ文庫本「地球はグラスのふちを回る」


 椿の花はトンボのメガネでも度々テーマとして採り上げて来たが、主に珍種を求めてきた帰来がある。花の作りでは雄しべの様子や八重椿の仕組みなどを観察してきた。最近ではヤブツバキを見かけると、必ずと言っていいほど蜜を戴く習慣が付いてしまった。たまたま地元散策中に綺麗な八重椿が咲いていたので、写真に収めるべく近寄ると、花弁が規則正しく並んでいるのを発見した。外側の花弁から中心に向かって螺旋状に並んでいるではないか。蕾が開いていく課程を想像すれば、折りたたまれた花弁が順序よく開いたまでのことである。考えれば当然の話だが今まで気付かなかった小さな発見である。完全に全開してしまうと開花の痕跡は残らなくなってしまう。蕾から開花した直後でないと観られない自然の造形である。
 図書室が閉館しているので読む本がなくって困っている。終日部屋の片付けなどをして暇な時間を費やしているが、昔、乱読した開高健(たけし)の文庫本が何冊か出てきた。その中に「地球はグラスのふちを回る」というのがあった。世界の酒場を巡歴した彼が名
酒・珍酒を洒脱な文章で紹介してくれる。それに併せたように知り合いから「どぶろく」が届いた。「どぶろく」は自分で作っても脱法だが、全国にどぶろく特区というのがあり、そこで作られるものだけは大丈夫と言うことになっている。大阪では高槻に特区があり、京都にも何ヶ所かが特区に指定されている。何処で仕入れられたのか聞いておけば良かった。


「花椿 くるくる回る 飲み過ぎか」

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