ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

野豌豆(ノエンドウ)三姉妹

               カラスノエンドウ

               スズメノエンドウ

                 カスマグサ

               勢揃いした三姉妹


 雨が上がりそうになったので、不要不急の用事を見つけて町内歩きをしてきた。たまに散歩の方がいるぐらいで、歩いて移動しているという方には滅多に出会わない。能勢の住民たちは、移動は車でというのが常である。旧村の方は軽トラで移動されるし、新興住宅の方たちも買い物などには車を利用される。何処へ行くにも遠いという不便さがあるから致し方ない。歩いているのは風変わりな我々2人ぐらいだと思われている。そんなこともあり今なおコロナも蔓延出来ない無風地帯で収まっている。
 ツバメが飛び出して久しいが、能勢には他にコシアカツバメとイワツバメがいて、それぞれで棲み分けている。彼等を称してツバメ三兄弟と名付けている。土手道を歩いているとイワツバメが橋の中から飛び出して行った。腰の部分が白いのですぐに判る。既に子育てしているのかも知れない。写真に収めたいが連写機能がないと撮れそうにない。
 一方、田んぼの脇などに目をやると、カラスノエンドウが今を盛りとマメ科特有の可愛い蝶型花を咲かしている。同じ場所に負けてはならじとスズメノエンドウも、地味な花で対抗意識を燃やしているようだ。野豌豆が2種類あるなら、その中間種であるカスマグサもある筈と探す。なかなか見つけられないが、目をこらすと一株、二株と探し出すことが出来る。カスマグサという名前の由来は、カラスノエンドウとスズメノエンドウの頭である「カ」と「ス」を取ってその「間(ま)」ということで「カスマ」草と名付けられた。ツバメ三兄弟に対して、こちらを野豌豆三姉妹と名付けることにした。
 因みにカラスノエンドウという名前は「カラスの豌豆」ではなく「カラス野豌豆」というのが植物学的には常識になっている。


「野豌豆 一人目立って お姉ちゃん」

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