ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

五加(ウコギ)三兄弟

         左からタラの芽・コシアブラ・タカノツメなど

                  山菜料理

            シダレザクラとサトザクラ

        天王にある 高皇産霊神社(たかみむすびじんじゃ)


 能勢は「大阪のてっぺん」と言われている。テレビの天気予報で表示される日本列島でも、大阪北部のくびれた形で突出しているところが能勢である。標高は200~500mに位置するので「大阪のチベット」ともいわれている寒冷地である。昨日は府県境になる最北部の天王という地域まで足を伸ばした。ヤマザクラが咲き残り、シダレザクラやサトザクラが見頃を迎えている。コバノミツバツツジが山の斜面をこれでもかというほど彩っている。たまたま無人販売の棚にタラの芽が並んでいたので、とりあえずゲットしておいた。
 帰宅してから、今夜は山菜の天ぷらにしようと、近くの林に山菜採りに出かけた。目指すのはタラの芽・コシアブラ・タカノツメのウコギ三兄弟である。ヤマウコギを近くで見たことはない。ウコギはどちらかというと下半身の鎮痛や強壮薬で、昔から「五加皮」という生薬名で用いられてきた。ウコギ酒やウコギ茶としても人気がある。
 大河ドラマ「天地人」の直江兼続は米沢藩30万石を作る課程で、食用にもなるウコギを生け垣に栽培するのを奨励したらしい。米沢市では今もウコギ料理が受け継がれている。軍師諸葛孔明が遠征の途中でハナダイコンを食用として広めたので、別名で「諸葛菜」と名付けられた話とダブル。
 ウコギ三兄弟の新芽もそれに劣らず、本家ウコギに負けず劣らずの薬効があるはずだ。山菜好きのロクが元気なのもその所為かも知れない。


「トゲトゲも 揚げて味わう タラの芽の」

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