町内歩き
倉垣天満宮:鈴緒に触れないで!
秋鹿酒造マイ神社
安穏寺:迫力ある仁王像
十一面東向き観音像
家での宿題も依頼が無いので、時間を費やすのに苦労している。読書などは寝床でという習慣が付いているので、明るい時間帯には出来ない。本棚や工作室の整理もし終えてすっきりした。後は断捨離ぐらいしか思い浮かばない。物置には今まで辿ってきた人生の縮図とでも言うべき片鱗が、捨てきれずに堆積している。殆どが遊び道具だが、青春の青臭さもカビに混ざって詰め込まれている。雨の日の仕事だとうっちゃってある。回遊性ロクマグロは、天気が良ければせっせと町内歩きにいそしんでいる。
能勢町と豊能町は豊能郡として括られている。コロナの罹患者も能勢で3人、豊能町で2人で収まっている。能勢町は大阪のてっぺんと紹介したが、人口1万人切れの町内には鉄道が無い。移動はバスと自家用車に頼るしか無い。その不便さがコロナを寄せ付けない環境に貢献している。
昨日は東能勢の倉垣方面を探索した。此処は一昨年テレビで鶴瓶の番組で紹介された「秋鹿酒造」がある。美味しい地酒だと言うことで需要が伸び、酒米耕作地を拡げ、波に乗りかけていた。その矢先に予期せぬコロナの襲来である。飲食業が自粛を余儀なくされたので、お酒が酒蔵から出られなくなってしまった。焼け石に水かも知れないが応援してあげたくなる。少し値の張るお酒だが・・・。
神社の鈴緒には手を触れないで下さい!と言う念の入れ様だ。神さんにお願いしたくっても聞いてもらえない。神さんもコロナにはお手上げというところか。
「お手上げの 神さん尻目 春進み」