ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

山笑う

            まさに山笑う感じの芽吹き時

                 ヤマツツジ

                モチツツジ

                 シャクナゲ


 まだサクラも山の斜面に僅かばかり残っているが、季節は芽吹きの時期を迎えた。周囲を山に囲まれているので、四季折々の山姿を居ながらにして味わうことが出来る。都会で外出自粛されておられる方には申し訳ない気持ちになる。町内散歩も山コースを織り込んだりして、変化を付けているので何とか楽しめている。ただ人好きロクは仲間と一緒に行動できないのが一番のストレスになっている。
 歩いて行ける龍河渓谷に向かう途中に真言宗のお寺があるので、少し覗いてみた。女性住職が出てこられて、本堂を見学させて頂けた。法衣を着ければ艶めかしいお姿だが、普段は浄瑠璃なども語られる太夫さんで活発なお方だ。たまたま昨日は法事があったと言うことで、わざわざ供物のお下がりまで頂けた。果物まで戴き荷物になるので家まで引き返すはめになり、嬉しい誤算だった。
 ツツジ科の花が見頃を迎えている。この科はキク科と並んで大きな科になっている。でも5月の声を聞く頃には、科内最大を誇るツツジ属の華やかさが圧倒する。万葉の頃からツツジは人々に親しまれ、園芸品種も300種を超えるようである。公園などにも各種ツツジやサツキなどが植栽されている。ワイルド派のロクは自生種のヤマツツジやモチツツジに惹かれる。同じツツジ属でもシャクナゲはひときわ目を惹く。最近は西洋シャクナゲが幅をきかせているようだが、山に自生するホンシャクナゲなどに出会うと疲れが吹き飛ぶ。
 自粛期間が1ヶ月ほど延長されそうだが、5月の風と山笑う僅かな時間を楽しみたい。


「前を見て 後ろを見ても 山笑う」

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