「彩雲」微かに彩が残っているかな

　　　　　　　　　　　　　クサイチゴも顔を出してきた

　　　　　　　　　　　　　　変な取り合せの夕飯

　殆どの方が地元から出られないというストレスをお持ちだが、地元にもまだまだ知られていない山などがあるので､それらを妻はせっせと案内している。そのための下見に付き合い、最近は本番までご一緒させて頂いている。とは言え妻主宰の例会は月に4回だけ（2木・3木・山友会・歴女）なので、自粛中のロクにとっては大切な行き先になっている。今日も「歴女」だがお邪魔させて貰う。口出しはしないと言う約束になっている。
　昨日も洗濯日和という言われるほどの五月晴れだったが、天気の流れとしては下り坂にさしかかっている。それが幸いしたのか下山途中で「彩雲」に巡り会った。まだ太陽は傾いていない。そこに薄雲が張り出してきたのが太陽をかすめ、一瞬の天体ショーを演出してくれた。皆さんと彩雲を見ながら､今日は何か良いことがありそうだね～！とコロナストレス解消に貢献してくれたが、見とれている内に彩が刻々と変化し、デジカメを用意したときには間に合わなかった。特に日中の天体写真は温度の上昇もありうまく写ってくれない。朝夕ならこちらの意図をより強調してくれるのだが。
　国会では何でこの時期にという「不要・不急」の検察庁法改正案審議ごり押しにたくさんのツイートで炎上している。テレビは夕飯時のニュースしか見ないので、安部とか山口の顔が画面に登場すると精神衛生上良くないのでチャンネルを切り替える。今日は彩雲を見られたのだ！と気を取り直して､少し贅沢な夕飯メニューにした。赤ワインにはイチゴとチリ産のブドウを入れサングリアと洒落込んでみた。

「見渡せば　五月の雲に　彩流し」