ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

竹の秋

          竹の秋:ノアザミやヘラオオバコが花盛り


 山歩き途中の眺望が開けた処から、里を見下ろすと竹林が黄葉している。この状態を称して「竹の秋」と言う。俳句では春の季語となっている。他に「麦秋」というものあるが、最近では見かけなくなった。かっての竹林は里山と一体だったが、最近は放置され環境問題からも厄介者になっている。竹林が放置されて竹藪になってしまった。竹の秋という言葉も麦秋と並んで死語になってしまうのだろう。
 今年は道の駅も永らく閉鎖されていた。タケノコが出荷出来ないので伸び放題になっているのを各所で見かける。我が家にも何度となく届けられ、その処理に追われる羽目になり、予期せぬコロナ禍だった。孟宗竹が終わると、真竹や淡竹の時期を迎える。こちらはタケノコを掘らなくっても、地上部に出てきたものを折れば採取できる。特に淡竹の採り立てはえぐみもないので、生で刺身として食べることが出来る。ご飯が炊けた頃合いを見計らって、淡竹を採りに行けば間に合うという便利なタケノコだ。
 タケノコについては紙芝居も作ったぐらいだから、ある程度講釈をたれることも出来ると自負している。が、たくさんのタケノコをどう食べ切るかで、今は頭を悩ましている。


「一呼吸 見下ろす集落 竹の秋」

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