ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

紫蘇葉立浪(シソバタツナミ)

                シソバタツナミ

                オカタツナミソウ

              ヘビイチゴの果床部分

            美味しいクサイチゴ(参考画像)


 6月1日から活動を再開しようと計画していたが、週間天気予報では雨マークが続いている。サークル「トンボのメガネ」のスタイルは雨でも行こうよ!が基本スタンスで、雨の日には違った顔を見せてくれるからである。とは言え下見となると晴れているにこしたことはない。ということで昨日から前倒しで活動再開に踏み切った。毎年4月スタートの年間予定を作っているが、実際に催行できたのは4月第1週だけだった。その後は活動も自粛してきた。大学の付属植物園なども見学出来るのか、さらにスタッフに案内して頂けるのかの見通しも立てられない。今年は訪問場所の閉鎖なども想定されるので、大幅に予定を変更しなければならないかも知れない。そんな思いもありの下見観察会だった。
 林内を歩いていると、先日紹介したオカタツナミソウが目立つ。タツナミソウは変種が多く同定するのに苦労する。毛の付き方・生え方でヤマタツナミソウであったり、オカタツナミソウだったり、ヤマジノタツナミソウかも知れない。この環境下にはシソバタツナミが見つけられるはずと探す。葉っぱに特徴があり葉裏が紫色になっている。葉表まで紫色を帯びている固体まで様々だ。一応シソバタツナミとしているが、トウゴクシソバタツナミかも知れない。
 ブログ仲間の方からヘビイチゴとクサイチゴの違いを尋ねられたので、画像で紹介しておきたい。食べられる野苺は木イチゴに限られる。クサイチゴという名前を持つがこちらも木イチゴの仲間だ。ヘビイチゴは苺と同じ草本で果実を切ると、果床という柔らかな果肉で構成されている。木イチゴ類は全てプチプチとした種を持つ集合果になっているので、切ってみても果床の部分がなくがらんどうである。


「植林の 小径に咲きし 紫蘇仲間」

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