ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

秋の野芥子(アキノノゲシ)


 そよと風に揺らぐアキノノゲシは好きな花の一つである。僕が死んだら棺に入れてくれと頼んである。花期が9月から11月なので、その時に併せてねと優しく言われている。妻は当然のことのように言っているのだが。
 この花は午後の2時過ぎになれば閉じてしまう。だから午前中の散歩でなければ開花している花に出会えない。同じノゲシでもハルノノゲシやオニノゲシは清楚さに欠けるので好きにはなれない。タンポポに似たキク科の花だが、20枚ぐらいの舌状花のみで構成されている。春先の若芽や若葉は山菜として利用できるようだが、花が咲いてくれないと同定できないので、まだ食べたことはない。日陰の若芽はサラダでも食べられるらしい。
 結構水辺を好むようで土手道や田んぼの畦で見かける。昨日は無風状態だったので何とか写真に収めることができた。アキノエノコログサの画像もなかったのでついでに撮ってきた。曼珠沙華がわたしも撮ってと赤いドレスで招く。
 昨年は雨になったので十五夜月を見られなかったが、今夜は晴れるので何時もの場所で観月会をするという。想いが伝わったようである。


「秋野芥子 風もないのに ゆうらゆら」

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