ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

十三夜予告編

               1ヶ月早い「十三夜」

                 里山の秋


 今年の中秋の名月は10月1日とのことである。区内にも風流な方がおられて観月会など催されていたが、最近はお誘いがないので催行しておられないのだろう。我が家で月となれば縁側が南向きなので、月と出会えるのは遅い時間になってしまう。ススキを飾り15個のお月見団子で月を愛でたい気持ちはあるが、中天に登ってしまった月では雰囲気が出ない。ススキだけではなく、秋の七草を飾るという風習もあるらしい。ススキ、クズ、ハギなどは揃えられるが、準絶滅危惧種になっているフジバカマやキキョウなどは野生で見つけられない。旧暦では7,8,9月が秋とされていた。だから8月15日の満月が中秋の名月と言われるわけである。この季節になると台風も来なくなり、天気も安定して秋晴れが続くようになる。そして実りの秋を迎える。芋名月と言われるのも頷ける。お月見団子は芋を模したものだと考えられている。
 昨夜は月齢からいうと十三夜になるが、お月見の「十三夜」は旧暦の9月13日ということなので、新暦では10月29日の月をさすことになる。従って昨夜は1ヶ月早い十三夜で、めでたくもない単なる予告編になるのかな。
 月とはつながりがないと思われるが、ヒガンバナ科のタマスダレが道ばたで目立つ。基本的には園芸種だと思っているのだが、籠脱けしたものをあちらこちらで見かける。西インド諸島が原産と言われるが、日本にはアメリカ中南部から明治初期に渡来してきた。キバナタマスダレというもの大正末期に渡来してきた。


「十五夜を 待てず東の 空仰ぎ」

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