ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

座学再開


 地球環境「自然学」講座がようやく開講されることになった。今年度も4月開講の予定だったが、受講者がシニアなので大事をとっての判断だった。リモート授業などを織り込んで、人数制限にも気を配られての対応策だった。通常なら開校式当日は式典と自然学講座を監修されている京大名誉教授の田中 克先生のカリキュラム説明、基調講演で幕開けするところだが、前半8回分が飛んでしまったので、形だけの開校式の後、直ぐに第1回目の講座が始まった。
 テーマは「自然とともに生きる縄文人の心と技」関西外国語大学教授の佐古 和枝先生である。日本列島に人類が住みついた4万年前から話が始まる。主テーマの縄文時代は1万5千年前からで、とてつもなく長い時間と思われるが、今に繋がる生活様式など興味津々のロマンあふれる話だった。
 縄文人の生業としての狩猟、漁撈、植物採取・栽培などは、ワイルド派のロクが殆ど経験して来たことやんか!と思ってしまうほど身近な話だった。精神世界も自然の恵みに感謝し、それを敬うと言う文化を今に伝えている。原始女性は太陽だった!と言った平塚らいてふに繋がるだろう土器文化などを改めて見直す視点を与えて貰った。無宗教のロクは皆さんに「ドングリ教の信者」だと言っている点でも縄文人と変わらない精神構造だ。今年もアウトプットするためのインプットが出来て、やっと心が高揚して来た。


「収穫を 心で味わう 腹ぱんに」

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