万博「花の丘」
各種コスモスと紅花ソバ、ラッコが青空で泳いでいる
万博記念公園では土日に大掛かりなイベントが開催されていたようで、大型トラックも入りブースの撤去作業など、さながら工事現場のような様相であった。土日に入場できなかった方が押し寄せたのか、月曜日というのにたくさんの人出で賑わっていた。
コスモスが最盛期を迎えている頃だろうとひたすら「花の丘」を目指した。カメラマンが思い思いのアングルで撮影にいそしんでいる。素人カメラマンたちの作品が如何に仕上がることだろうと、冷めた目で見ながら秋晴れのもとで咲くコスモス各種を「面」で堪能してきた。神戸総合運動公園でも10万本のコスモスが植栽されていると言うので先日訪ねてみたが、とてもとても万博公園の比ではなかった。
最近の「花の丘」コスモスの売りは種類の多さを見せるのではなく、拡がり景観を堪能して貰おうというデザインに変わってきたように感じられる。花色ごとに植栽され、我々観覧者を蝶々にしてくれているような演出が感じられる。普段はあまり見かけない白花種のコスモスや、黄花コスモスではないレモン色のコスモスなどがエリア毎に植栽されているので、蝶になった我々も花から花へと忙しい。コスモスの周りにはベニバナソバが箸休め的に植栽されている。
今回の下見はこれからの活動に必要なドングリ拾いが主目的であったが、コスモス鑑賞が思わぬ余録として愉しませてくれた。
「秋桜 色とりどりに 丘を染め」