チョウゲンボウ?
ゲット出来たのは昆虫かな
イナカギク(ヤマシロギク)
アキノキリンソウ
水鳥ならある程度は判るのだが、それ以外の野鳥は「トリ屋」ではないので名前の同定が出来ない。鳩とは違った飛び方で、畑で狩りをしているように見受けられたので、これはもしかしたら猛禽類かも知れないと観察していた。何か獲物が捕れたようで電線に止まった。バードウオッチングの参加時なら双眼鏡ぐらい用意するのだが、散歩途中だからデジカメしか持っていない。望遠機能で撮って確認すると、嘴の形から猛禽類だと確認できた。普段目にするのはトビぐらいだから嬉しくなってくる。パソコンに取り込んでから、野鳥図鑑で確認するとどうやらチョウゲンボウのようである。しっかり獲物もゲット出来たようで、電線の上で啄んでいた。
植物も秋のキク科の花が目立つ。何時も同定で迷うのがヤマシロギク・シラヤマギク・シロヨメナの3種の違いである。特に前者2つは名前までよく似ている。愛用の山渓ハンディ図鑑でも紹介されているが、江戸時代の「草本図説」にでてくるヤマシロギクを牧野富太郎はシロヨメナと考えたが、北村四郎はイナカギクにあたるとしている。図鑑では北村説を採用している。素人が同定に悩むのは当たり前のことだと慰めている。
「電線に 気高く止まる 隼の」